2021/07/04 (Sun) 摘粒の日々⑧ ルーベルシードレス

7月になっても摘粒は続きます。
この日やっていたのは当園人気品種の
ルーベルシードレス。

もうすでに一度クルマで落としてあるので
（予備摘粒のようなものです）
ギュウギュウで弾けていることは少ないですが、
それでもそれなりにはギュウギュウに…

こんなかわいい感じの房でも60粒くらい抜きます
ギュウギュウの上に雨で房の中に水がたまると傷んできてしまうので
ここは頑張って早く解放してあげないと…

2021/06/30 (Wed) 紅バラ 色づいてきました！

摘粒作業もだいぶ進んできましたが、
まだあるあるある…。
何とかぎゅうぎゅうになり過ぎて軸が裂けてしまう前に
助けてあげたいものです。

摘粒していた紅バラードに色が飛び始めました
このぶどうは8月中頃には穫れてしまうので、
色づきも早い…


そして摘粒の終わった品種は雨除け、日除け、鳥除け等の意味のある、
袋をかけていきます。
町中が袋だらけ

2021/06/27 (Sun) 摘粒の日々⑦ シャインマスカット

近年人気急上昇のシャインマスカット。
市場価格もうなぎ上りなおかげで
出荷専門の農家さんでは
ほかのブドウをみんな伐って、
すべてシャインマスカットにしてしまう家もあるとか。
確かに色味を気にしなくていいし
（気をつけないと見た目で味がわかりにくい）
価格もしばらく安定していそう。
でもこれしかないって味気ないよな…
いろいろあるから、シャインの良さも引き立つのだと思うのですが。

世の中考え方はいろいろ。
でも確実に言えることは勝沼産のデラウェアやピオーネ、
赤系の甲斐路などのブドウは
そのうちかなり希少価値になってしまうんじゃないかと思われることです。
それはそれで淋しい気もしますけどね…。

病気に強い、色づきを気にしなくていい等の長所もありますが、
大変なのは粒つきが結構いいこと。
摘粒はなかなか大変です
ピオーネのようなシビアさはありませんが、
何粒抜くの？というのは甲斐路並み。
この房、73粒抜きました。

2021/06/26 (Sat) 摘粒の日々⑥ ピオーネ

まだまだ摘粒は続きます…

こちらはブドウの王様ピオーネ
ピオーネは何となくこれくらい、があまり通用しない
摘粒においてはかなりシビアな品種の一つです。

中玉があるとすぐ軸が裂ける
切り口が残っているとすぐ傷がつく
35~40粒を守らないといい感じの大粒にならない、等

大変ですが、綺麗にできた時はうれしさもひとしお
後はしっかり色づいてちゃんと味が乗ってくれるのを祈るばかり
（肝心なところはお天気頼みになるので怖いんですけどね…）

がんばれピオーネ

2021/06/22 (Tue) 摘粒の日々⑤ 翠峰

本日の摘粒は翠峰（すいほう）です。
変換すると残念な字が出てきます…。

このぶどうは巨峰黄緑ヴァージョンみたいなブドウです
綺麗に埋まってくれることを祈って

2021/06/21 (Mon) 摘粒の日々④ クイーンニーナとウインディサマー

相変わらず毎日毎日摘粒三昧です。
今日もいろんなブドウを端から摘粒していますが、
写真はまずクイーンニーナのビフォーアフター
9月には赤いブドウになる（予定）です


こちらはいつも摘粒が大変なウィンディサマー
これは黄緑～黄色っぽくなる（予定）
こちらは本摘粒ではないので、まだもう一回まわってきます
それにしても何粒抜いたんだろう
かなりギュウギュウで、ほぐしていくのも大変でした

2021/06/20 (Sun) 摘粒の日々③ 藤稔

今日は藤稔（ふじみのり）を摘粒です。
このぶどうは1粒がかなり大きくなる品種なので、
ぶつかり合って軸が裂けてしまわないように
かなりしっかり目に抜きます。
35粒以下

妙にテカテカしていてちょっとカワイイ…？

2021/06/19 (Sat) 摘粒の日々② 巨峰

今日は朝から雨ですが、
ツルの誘引作業やジベ処理などと違って、
摘粒はやろうと思えば雨でもできるんですよね…。
（もちろんびしょ濡れになるんですが）

今日は巨峰を摘粒
覚悟して朝から1日中カッパ着て作業です
はじけてしまう前にいい感じにしてやらないといけないので
気合い入れて頑張るしかありません

2021/06/18 (Fri) 摘粒の日々① ゴルビー

約1か月にわたる摘粒作業に
本格的に入りました。
毎日暑かろうと雨が降ろうと、ハサミとお友達です。

今日はゴルビーを摘粒。
ギュウギュウな房だと大変ですが、
いい感じにバランスよく抜けるといい気分です。
（そうとでも思わないとやってられない）
 
毎日パズルしているようです。

2021/06/17 (Thu) 雨のやみ間に

梅雨入りすると晴れる…のはありがたいのですが、
そうは言っても一応梅雨。
降る時は降っても仕方ないので、
やみ間を狙ってぬれてるとできない作業をします。
ジベ処理もその一つ…
やった後もしばらく晴れててもらわないと
やり直しになっちゃうし。

デラウェアの1回目などは小さいカップに液体を入れて
房をつけて歩くとてもアナログなやり方ですが、
大房になるとこの機械？（と言えるほどでもないですが…）が登場。
「らくらくカップ」という微妙な名前のコレですが、
循環式で液の継ぎ足し回数が少なくて済むので
スピードアップには役に立っています。
難点は重くて肩が凝るのと、
ふたやホースの隙間からなぜか液体が漏れるので
服が真っ赤になってしまうことくらいです。

今日も真っ赤になって頑張ってます

そして梅雨時期らしく、庭のアジサイがいい感じに咲いてきました
この青い色が好き
雨が降るとより綺麗に見えるのはアジサイならではなんでしょうけどね